夏の日差しが強くなると、気になるのが紫外線による乾燥肌ですよね。

しかし、夏の暑さや紫外線の放射量に関係なく、年齢を重ねるにつれて肌の水分や保湿成分がだんだん少なくなってしまい、気がついたら顔だけでなく、デコルテまで乾燥肌に!!

加齢とともに肌のハリや潤いが少しずつ失われるのはしょうがないと諦めムードの人もいますが、年齢を重ねてもいつまでも若々しくてツヤと潤いのある肌を維持したいと思うのは、女性なら当然のこと。

それなら、若い今のうちから、顔とデコルテ、そして全身の乾燥肌対策をしておきたいですよね。

フランス王朝時代の貴婦人は、首から胸の上までを露出したドレスを着用していたので、顔だけでなく、デコルテのくすみや、しわ、乾燥などが目立たないように、日頃から丁寧にデコルテケアをしていたと言われています。

わたしたち日本人女性も、顔の肌と同じくらいデコルテもしっかりお手入れをして、いつまでも若々しくありたいものです。

そのためにも今のうちからスキンケアと同じようにデコルテケアをしっかり行い、実年齢よりも若々しい肌年齢を保ちましょう。

顔よりもデコルテが重要!?

わたしたち女性は、顔のお手入れにはとっても神経を使っているのに、デコルテケアについてはあまり関心がないようです。

しかし、よく考えてみたら顔のすぐ下には首、肩、そして胸があります。

冬なら首元を隠すことはできるけれど、暑い夏は露出度の高い服を着る機会が多く、顔がキレイでもデコルテが肌荒れしていたらちょっと恥ずかしいですよね。

そう考えると、顔のお手入れよりも、むしろデコルテケアのほうが重要度は高いのではないでしょうか。美肌はデコルテの美しさがあってこそ成り立つものだと言えるでしょう。

結婚式でバレる!?顔とデコルテのギャップ

これまで何度かお友達の結婚式・披露宴に招待された経験があると思いますが、ウェディングドレスやカクテルドレスを身にまとった花嫁さんを見て、「顔はとってもキレイなのにデコルテの状態がいまひとつで、なんだか実年齢よりも老けて見える。」と思ったことはありませんか?

普段人前で肩や胸の上まで露出する機会が少ない分、ウェディングドレスやカクテルドレスを着た花嫁さんを見ると、顔とデコルテの肌の状態にギャップを感じることがあります。

見られている花嫁さんは気がつかないかもしれませんが、意外と見られている部分なんです。

挙式前にあわててブライダルエステに通って、顔とデコルテのお手入れをする人もいますが、首元のしわなどはエステやメイクをしていてもカバーしきれず、老けた印象に見られることもあります。

普段から顔とデコルテケアは丁寧にしておくこと、日頃の積み重ねが肝心です。

デコルテは顔よりもデリケートな部分?

顔はとってもデリケートだと感じていると思いますが、実はそれ以上にデコルテのほうがデリケートであることをご存知でしょうか。

秋から冬の寒い季節にかけては、デコルテを露出することはなく、セーターやコートなどの衣服で覆われていますが、初夏から梅雨、夏の暑い時期にかけてはデコルテを露出する機会が増えてきます。

とくにデコルテを見せようと意識していなくても、薄手のブラウスやTシャツなどを着ていれば、デコルテの部位に紫外線が到達するわけですから、強い刺激を受けることになります。

日焼け止めクリームもほとんどの人が顔や手足に塗りますが、肩や胸、首の部分は見落としがちになるので、注意が必要です。

顔とデコルテは何が違うの?

顔とデコルテ、その違いはどんなところにあるのでしょうか。

「顔とデコルテの違いは何?」と尋ねられたら、あなたはどのように答えますか。

おそらく多くの人が「顔は体の中では頭部、デコルテは顔から下の部位で首、肩、胸」と答えることと思います。これは単にデコルテの位置がどこにあるのかを説明しているだけです。

顔とデコルテの大きな特徴の違いは、肌質にあります。

顔以上にデリケートなのがデコルテですから、毎日のデコルテケアは肌に優しく触れるような感じにすること、そして必要以上に強い力でデコルテをこすったりしないように注意しなければなりません。

デコルテは、顔よりも水分や保湿成分が少なく皮膚が薄いので、若いうちから乾燥肌対策や紫外線対策が必要なのです。

顔とデコルテは、皮膚の特徴に違いがあることを理解しておきましょう。

デコルテの方が皮膚が薄い!

全身の皮膚は、部位によって皮膚が厚くなっていますが、極端に薄い部位もあります。

顔とデコルテの肌を比べてみると、デコルテのほうが全体的に皮膚が薄くなっています。

よく考えてみたら、スーパーで鶏肉を買う時に、ささみ・もも肉・手羽など部位ごとに味わいや脂肪分の量にも違いがあることはみなさんご存知ですよね。

わたしたち女性も、体の部位ごとに皮脂や水分、保湿成分の含有量に違いがあり、皮膚の厚さにもさまざまな違いがあります。

顔よりもデコルテのほうが皮膚が薄いということは、デコルテのほうがデリケートであり、年齢肌が出やすくなっているということ。

皮膚が薄くなっているので、顔はそれなりに若く見られても、首がシワシワで老けて見られてしまうと悩んでいる女性も多いようです。

シワシワの首元を見られるのが恥ずかしいからと、夏の暑い日にもスカーフを巻いて首元を隠してしまう人もいるようです。


もちろん、夏は紫外線対策が必要になってきますから、首元にスカーフを巻くのは良い心がけですよね。でも、首やデコルテに自信を持つことができたら、おしゃれの幅ももっと広がると思いませんか?

デコルテは顔に比べて皮脂が少ない!

デコルテと顔をさまざまな角度から比較してみると、あまりにも違いがありすぎることに気づいたことはありませんか?

実は、デコルテは顔に比べて皮脂が少なくなっています。皮脂が少ないということは、肌の潤いやハリが少ないということ。

もちろん顔も、年齢を重ねていくにつれて皮脂が失われていくのですが、ふだん毎日朝晩とスキンケアを丁寧にしていれば、水分や保湿成分、油分を十分に補うことはできます。

しかし、顔から下の部位、首元や胸元、肩の部位にまで、保湿成分や水分、油分を補給するために、ジェルやクリームをつけて毎日お手入れする人は少ないようです。

気がついたら、首元の肌がたるんでいてしかもシワシワ!なんてことにならないように、顔と同様にデコルテの肌の状態もこまめにチェックし、顔と一緒にスキンケアも行うようにしましょう。

デコルテは衣類の摩擦を受けやすい!

デコルテは顔の肌よりも皮膚が薄くて敏感なので、衣類の摩擦には十分注意する必要があります。

オーガニックコットンなど、肌触りが優しい衣類ならとくに気にする必要はないと思いますが、合成繊維や硬さがある生地で作られた衣類だとデコルテを刺激するため、皮膚のかゆみを感じる人もいるようです。

顔はとくに布でおおう必要はないので常に空気に触れていますが、デコルテは衣類で覆われているので、その人の肌質や衣類の素材によっては、肌への刺激が強くなる可能性もあります。

衣服を着た時にデコルテの部分がチクチクするような感じがある、デコルテがかゆくなる場合は、肌触りが優しい生地が使われた衣類に変えることをおすすめします。

美しいデコルテを作るには、ふだん着用する衣類の選び方や着方にも工夫が求められます。

デコルテを美しく見せるためには、毎日のお手入れが必要になりますので、顔の肌と同じくらいデコルテをよくいたわってあげてくださいね。

とくに胸の上の部位には大人にきびができやすいので、衣類による摩擦には十分注意してデコルテを刺激しないように心がけましょう。

顔やデコルテの良くあるお悩みとケアについて

顔とデコルテの肌について、こんなお悩みはありませんか?

  • 夏になると紫外線が強いので、いつもより乾燥が気になる
  • デコルテケアに良い化粧品を探しているんだけど、どんなものを選んだら良いのかわからない
  • 顔のお手入れは毎日しているんだけど、デコルテケアっていったいどうすればいいの?
  • 首元の肌が乾燥してシワになっていて、顔の肌と首元のギャップがありすぎる



このように多くの女性が、顔とデコルテとのギャップに悩み、毎日のお手入れをどうしたら良いのか、どんなコスメを選んでいけば良いのか、疑問を感じているようです。

「ふだんから顔と同じようにデコルテケアにも気を使っているから、とくにデコルテの悩みなんてありません。」と答えるのは、おそらく一流モデルやタレントさんなどの有名人だけなのかもしれませんね。

常に人から見られている芸能人やモデルさんは肌の状態にとても敏感になっているので、顔とデコルテのお手入れを毎日きちんと行い、どうすればキレイに見られるか日々努力を重ねているのです。

「今日は私の肌、潤いが足りないかな?ローションをたっぷりつけておこう。」
「昨日夜遅くまで仕事したから、目の下にクマができてる。コンシーラーでカバーしないと。」
「洗顔した後の顔のツッパリが気になる!化粧水や美容液、たっぷりつけなきゃ!」

といった感じで、そのときの肌の状態に合わせてスキンケアをしているようです。

顔もそうですが、デコルテの肌トラブルに気づいた瞬間はちょっぴりショックですもんね。

そこで、よくあるデコルテの肌トラブルと対処法についてご紹介したいと思います。

乾燥

顔と同様に、デコルテの乾燥に悩む女性も少なくありません。

そもそも乾燥って、どんな状態を指しているのでしょうか?

ただなんとなく肌に触れた時の感じがパサパサして見た目でツヤがないだけではありません。乾燥肌とは肌の水分や油分、保湿成分のバランスが崩れてしまい、いずれかの成分、またはそれらのすべての成分が少なくなってしまった状態のことを指しています。

皮膚にはコラーゲンやセラミド、ヒアルロン酸などの美容成分が存在してはいるものの、年齢を重ねていくうちに少しずつ減少していきます。

デコルテが顔に比べて乾燥しやすい理由と原因は、鎖骨や首の周辺には皮脂腺が少なく、そのためちょっとした肌への摩擦や紫外線による影響を受けやすくなっているから。

デコルテは全身のあらゆる部位の中でもとてもデリケートなので、肌のお手入れをするのに化粧品の選び方にも神経を使うと思います。

合成香料や人工着色料などの添加物が配合されていない自然の植物由来の肌に優しいローションやボディジェル、クリームなどを選んで、毎日こまめにお手入れするのがおすすめです。

また、デコルテケアでもっとも注意しなければならないのが、シャンプーやリンス、コンディショナーなどのヘアケア製品の選び方です。

髪のお手入れをするために使うヘアケア製品に、肌への刺激が強い成分が含まれているとデコルテにも触れてしまうので注意が必要です。

他の部位よりも皮膚が薄いデコルテは、肌のバリア機能が低下しやすいため、刺激が低いヘアケア製品やボディケア製品を選び、デコルテを摩擦しないように注意しましょう。

シミ

顔やデコルテのシミが気になる女性も多いようですが、シミはどのようにケアしていけばよいのでしょうか。

シミが起こる原因は、そのほとんどか紫外線を浴びることにあります。

その他には、肌を強くこすったり、入浴中にスポンジやナイロンタオルなどで強く摩擦すること、衣類の摩擦などが原因として考えられます。

できてしまったシミは消すのが難しいので、シミができにくい肌を目指す必要があります。

また、もうひとつシミができる原因として、不規則な生活を送ること、睡眠不足などが挙げられます。

睡眠不足になると、肌のターンオーバーが乱れてしまい、肌の細胞の新陳代謝が滞るのでシミだけではなく肌の乾燥やしわの原因となります。

シミができにくい肌を目指すには、毎日規則正しい生活をすること、質の高い睡眠をとること、そしてもうひとつには、美容のビタミンであるビタミンCや若返りのビタミンと呼ばれるビタミンE、肌と体の酸化・老化を防いでくれる働きが期待されるルイボスティーを飲むと良いでしょう。

肌のシミを防ぐためには、体内の余分な水分や老廃物、毒素を排出させることも必要ですね。

肌の細胞の新陳代謝を良くするために、毎日の入浴の習慣はとっても大切!

ぬるめのお湯にゆっくりと温まり、10分~20分間入浴すると体の冷えやむくみがとれて、皮膚の毛穴から毒素が排出されるので、肌のシミや毛穴トラブルを防げると思います。

ニキビ

顔やデコルテのニキビって気になりますよね?1つでもできるともっと広がるのではないかと憂鬱になってしまうこともあるのではないでしょうか?

10代の頃のニキビは思春期ニキビといい、思春期が過ぎる頃になると自然に消えることもありますが、20代になってから顔やデコルテにできるニキビは大人ニキビといい、全身のあちこちにできるのが特徴です。

大人ニキビは、顔よりもむしろデコルテに集中するようです。

思春期ニキビはホルモンの分泌量の急激な変化により、顔の皮脂が過剰に分泌されるのが原因です。



それに対し、大人ニキビは不規則な生活や睡眠不足、ストレスなどによる肌のターンオーバーの乱れ、栄養バランスの偏り、肌の乾燥などが原因とされています。

また、皮膚の古い角質が残ったままになると、毛穴の詰まりから大人ニキビを引き起こすリスクが高くなります。

ふだん使っている洗顔料やヘアケア製品が合わないことが原因で、大人ニキビができるケースもあるようです。

顔とデコルテのニキビ対策としては、肌に優しい洗顔料やヘアケア製品、スキンケア製品に切り替えること。

そして、肌のターンオーバーを正常な状態に戻すために規則正しい生活をすること、自然の食物由来のビタミン・ミネラルの栄養をバランス良く摂取すること。

とくにビタミンB群・ビタミンC・ビタミンEの栄養素はニキビを解消するためには大切な栄素です。

あとは睡眠不足にならないように十分に注意して、とくに夜10時~深夜2時までの時間帯は、成長ホルモンがもっとも多く分泌される時間帯ですから熟睡するようにしましょう。

シワやたるみ

年を重ねていけば誰でも肌と体は老化していくので、ある程度は仕方がないのかなと思うかもしれませんがまだまだあきらめていてはいけません。

40代後半になるとシワやたるみに悩む女性が増えてきますが、中にはまだ30代なのにシワやたるみが見られる人もいるようです。

シワとたるみの原因は、肌の奥深くに存在するコラーゲン繊維が変化を起こすことです。

極端な例を挙げると、20代の若い女性はハリと弾力のあるバストなのに、高齢の女性はバストが垂れ下がっています。これは、加齢とともに肌にコラーゲンが少なくなり、コラーゲン繊維が変性したことの表れです。

顔やデコルテのシワ、たるみを解消するには、ふだんからコラーゲンがたっぷり含まれた食材を積極的に摂取することです。

コラーゲンがたっぷり含まれた食材と言えばゼラチンがありますが、牛肉や豚肉、鶏肉、魚にもコラーゲンが豊富に含まれているので、これらの食材を使った料理がおすすめです。

体の外側からコラーゲンを補給するには、分子量が細かいコラーゲンがたっぷり配合された化粧水や美容液、ボディローション、ボディクリームやオールインワンゲルなどのコスメを使うと良いでしょう。

顔にはもちろん、デコルテにもたっぷり美容成分を補給してあげると良いですね。

くすみ

顔のくすみが気になるからといって、ふだん使っているファンデーションよりも明るい色のものを使うのは根本的な解決策ではありません。

ファンデーションは、あくまでも顔色をカバーするものであり、顔やデコルテのくすみを解消するにはその原因を正しく知り、それに見合う対策をすることが大切です。

顔のくすみの原因は、疲労やストレスによる血流不足が考えられます。

肩こりによる疲労で、肩から首、顔の血流やリンパの流れに影響するので、顔色がふだんよりも悪くなることもあります。

または、貧血が原因で顔色が悪くなり、顔のくすみが目立つこともあります。

貧血が原因であれば、毎日の食事で鉄分や亜鉛などのミネラル成分をしっかり補給することです。

肩こりが原因である場合は、マッサージやストレッチ、全身のリンパマッサージやヘッドスパなどで肩のこりをほぐして、血流とリンパの流れを良くすることで、顔やデコルテのくすみが解消されるケースもあります。

血液とリンパの流れがスムーズになれば、自然に顔やデコルテのくすみが解消され、肌の色がワントーン明るくなります。

睡眠不足や喫煙、飲酒などで顔やデコルテにくすみが見られることもありますので、過度な飲酒・喫煙は控えること、そして睡眠の質を上げることです。



まとめ

女性の肌は、ちょっとした刺激にも敏感で、ストレスや疲労、紫外線、生活環境などからさまざまな影響を受けています。

顔は毎日化粧水や乳液、美容液やクリームでスキンケアしているけれど、デコルテを1日2回ケアしている女性はまだまだ少ないようです。

デコルテは皮膚が薄くてもともと水分や皮脂が少ないので、ふだんからしっかりとケアをしなければいけません。

毎日のデスクワークや子育てによる疲労やストレスで、わたしたち女性はとくに首と肩の部分の血流やリンパの流れが滞りやすくなっています。

血流やリンパの流れが滞ってしまうと、皮膚に必要な栄養素が行き渡りにくくなり、デコルテの乾燥の原因となります。乾燥した肌は、皮膚のバリア機能が低下して、紫外線や皮膚の摩擦などの刺激に敏感になります。

そう考えると、顔よりもデコルテのお手入れを丁寧にしなければなりませんね。

肩や首のコリをほぐして血流とリンパの流れを良くしていけば、疲れがとれて皮膚に必要な栄養がスムーズに行き渡り、肌にも良い影響を与えることになります。

デコルテと顔はつながっているので、デコルテケアを丁寧にすることで顔をより美しくすることができると言って良いでしょう。

リンパマッサージやヘッドスパ、温泉入浴など、全身の肌をよく温めて血流とリンパの流れを良くすることはとても大切です。そして、顔とデコルテケアに良いコスメがあれば、毎日使い続けて肌の外側からのケアをしっかり行いましょう。

顔やデコルテは乾燥しやすいので、水分・保湿成分・油分を適度に補給することも必要になってきます。

体の内側からと外側からのデコルテケアで、いつまでも若々しく、スッキリとした美肌を目指しましょう。

 

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エリ

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